恋人やパートナー、お父さんなど男性へのプレゼントとして喜ばれる定番のプレゼントであるワイシャツ。実は襟(えり)の種類がたくさんあり、生地の素材によっても見え方を大きくかわるのはご存じでしょうか。
今回はそんなワイシャツについてご紹介。メンズのワイシャツとして使用されている襟の種類8選と、プレゼントする際に抑えておきたいポイントについてご紹介したいと思います。
バレンタイン、誕生日、父の日など着用する機会が多いのでプレゼントに最適です。チェックしてみてくださいね。
■よく見かけるワイシャツ襟8選をご紹介
ワイシャツと言っても襟(えり)と生地によって出来上がる商品は無限大です。実に襟の種類だけでも某仕立て屋さんでは42種類もあるというから驚きですが、今回はその中でもよく使用される襟8種類について取り上げたいと思います。
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レギュラーカラー
最も標準的な襟の形でビジネス/カジュアルのどちらのシーンでも使用されています。襟の開きが狭いためすっきりとした印象に仕上がります。ビジネスではスーツやネクタイにも合わせやすく、1枚は持っている定番アイテムです。
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ワイドカラー / セミワイドカラー
レギュラーカラーと並んで一般的な定番の襟です。レギュラーカラーに比べて襟が開いているので首回りがすっきり見えます。襟の開きが90度前後開いているものをセミワイドカラー、100~120度ほど開いているものをワイドカラーと呼ばれており、細めに結んだネクタイに合わせるのがビジネスでは人気。
ワイドカラーは肩幅があるがっちりした体型に良く似合うデザイン。一方セミワイドは「シャツの襟に迷ったらセミワイド」と言われるほどビジネスでもカジュアルにも着こなせる万能襟とも言われています。
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ホリゾンタルカラー
襟の開きがほぼ水平の180度に開いているのが特徴の襟。クールビズが主流となった現在ではノーネクタイでも襟がきれいに開き、型崩れが起こりにくいことから、ビジネスシーンに合わせる方も多いです。
またネクタイの結び目を大き目にするとより上品に、第一ボタンを開けてきると爽やかな印象に仕上がります。イギリスの男性達に人気でスポーツ選手などが好んで着ているとか。
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ボタンダウン
襟先にボタンがついているタイプ。イギリスの定番スポーツであるポロ競技のユニフォームが起源となっていることから、ラルフローレンのシャツではよく見かける襟です。ホリゾンタルカラー同様に、ネクタイが無くてもきれいに着こなせることからクールビズとしても着用されることが多いです。
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クレリックカラー
全体的には色や柄の入ったシャツですが、襟とカフスは白地になっている襟です。襟とカフスに白地を合わせることでカジュアル過ぎず、清潔感があり上品な印象を受けます。1920年代のロンドン紳士達の間で大流行したデザインの襟なため、英国調のクラシックなスタイルに仕上げたい人にはオススメの1枚です。ジャケットが無くてもおしゃれに着こなせるので、こちらもクールビズとして着用されることが多いです。
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ドゥエボットーニ
第一ボタンの部分にボタンが2つついている襟。襟が高く、ネクタイをしめなくてもしっかり襟が立つのでクールビズにも着用されます。襟の高さを競っていた時代に襟元が曲がらないようにボタンを2つ付けたのが始まりとも言われています。
カジュアルな印象を持たれやすい襟のため、クールビズ以外のビジネスシーンや冠婚葬祭などのフォーマルには着用しない方がよいでしょう。
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ラウンドカラー
襟先が丸い形状の襟。襟先が丸いので柔らかくソフトな印象を与えます。襟自体がデザイン性があるので、ビジネスではクールビズとして着用する方もいますが、パーティ用のシャツとしても大人な1枚です。
襟の長さによって呼び名が変わり、襟が長いタイプのラウンドカラーはウサギや犬の耳に見えることから「ラビットカラー」「ドックイヤーカラー」などとも呼ばれます。顔の丸さが強調されるため、丸顔の人にはあまりオススメしないデザインんです。
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スタンドカラー
首回りに帯状の布を付けた襟を指します。襟先がないためノーネクタイで着られ、首元をすっきりと洗練された印象に仕上げてくれます。また日本では古くからインナーシャツとしても着られ、白いスタンドカラーシャツの上に着物を羽織り、袴をはいていたのを白黒写真で見かけると思います。1980年代に三宅一生のコレクションに登場し、再び日本では定番シャツとして認知されるようになったと言います。
他のシャツとは一線を越えたデザインのため、知的な印象を持たれる場合もあるようです。
■ワイシャツをプレゼントに選ぶ際に気を付けたいポイントは2つ
襟の形を8選ご紹介しましたが、体型によって似合うもの、不向きなものもありますので、プレゼントする場合には相手の方の体形や顔の形も考慮してみてくださいね。
そして、襟のデザイン以外にも抑えておきたいポイントが2つあります。
ポイント1:首まわりの寸法
以外にも首まわりは個人差がでる部分です。カジュアルなシャツならば、第一ボタンを締めるときつく感じた場合は開けてラフな印象に着こなせますが、ビジネスシーンが主流のシャツをプレゼントするならば、ジャストサイズを選びたいですね。
喉ぼとけの下あたりを測定し「+2㎝」がジャストサイズです。スリムな首元に仕上げたいなら「+1㎝」、ゆとりのある仕上がりにするなら「+3㎝」で選びましょう。
ポイント2:裄丈(ゆきたけ)の寸法
首のうしろの付け根(骨が突き出た部分)から肩先をとおり、手首のくるぶしまでを測定しましょう。自宅で洗濯する場合は生地の収縮率で縮む可能性が高い(※)ため、「+2㎝~3㎝」、クリーニング屋さんを頻繁に使用する方の場合は「+3~4㎝」長めで選ぶとジャストサイズになります。
※収縮率について:生地は洗濯&乾燥することで縮みます。特に綿、麻、和紙などの天然繊維は縮みやすいので購入前には素材と収縮率も知っておくと安心です。
プレゼントの場合、細かく測定するのは難しいかもしれませんが、普段着ているシャツのサイズ感を知っておくと参考になりますよ。さり気なくチェックしてみてくださいね。
■和紙素材でできたワンラックのワイシャツ。ひと味異なる大人のファッションを
ワンラックの和紙素材100%を使用したワイシャツもプレゼントにオススメです。
驚くことに胸元のポケット部分には和紙である紙を貼り付けた、他では見られないデザイン。紙ですが圧着加工を施しているため、ボロボロに溶けることはありません。
1930年代のワークシャツから着想したワイシャツは、タックインでもタックアウトでも着られる前見頃の長さ、袖元(そでもと)や後ろ見頃のギャザーで上品かつクラシックなデザインに仕上げています。ボダンにも高級感で光沢のある貝ボタンを使用し、素材にもデザインにもこだわりを詰め込みました。
せっかくの和紙素材ですが、見ためだけでは生地が和紙であることが分からないという点から「The paper」をさり気なくアピールできるプリントを施し、誰かに話したくなるシャツに仕上げました。
和紙素材は静菌性(最近の発生・増殖を抑える力)、消臭性、速乾性にすぐれさらっとした触り心地。天然の接触冷感もあるため、これからやってくる春先や夏場にも気持ちがいい着心地です。和紙独特のシャリ感もあるため、アイロンをかけてビジネスで、洗いざらしでカジュアルにも着こなすことができます。
大人なおしゃれが楽しめるワンラックの和紙100%シャツはコチラから
いかがでしたでしょうか。
ぜひプレゼント選びの際は、襟の形、首回りのサイズと裄丈の長さにも注目してみてくださいね!
参考URL
・ワイシャツの百科事典