【2024年秋の必見アート&ファッション展】GUCCIからベル・エポックまで、感性を磨く最新トレンド

【2024年秋の必見アート&ファッション展】GUCCIからベル・エポックまで、感性を磨く最新トレンド

芸術の秋と呼ばれる季節がやってきました。日本各地で注目の美術展や展覧会が開催され、魅力的なイベントが目白押しです。

そんな中から今回は、この秋(20249月~12)に開催される注目の美術展・展覧会についていくつかご紹介したいと思います。行楽の秋、お出かけの参考にしてみてくださいね!

 

ルイーズ・ブルジョワ展

会期:2024925()2025119()

場所:森美術館

https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/bourgeois/index.html

 

大きな蜘蛛のインスタレーション、六本木ヒルズを訪れた人なら一度は見たことあるのでは?

フランス生まれの現代アーティスト、ルイーズ・ブルジョワの大規模個展が27年ぶりに日本で開催。本展示作品の半分は日本初公開になるものばかり、およそ100点にものぼる作品が一挙に展示されます。98歳でこの世を去ったブルジョワの作品は、女性の体や感情、家族、記憶などをテーマにし、彫刻、インスタレーション、絵画を通じて大胆かつ繊細に表現されています。

 

特に蜘蛛はブルジュアのシンボル的モチーフですが、そこには実母と自身が反映されているとか?!

 

 

◼️P.O.N.D. 2024

会期:2024104()1014()

場所:PARCO MUSEUM TOKYO

https://pond.parco.jp/

 

渋谷パルコが主催するアート&カルチャーの祭典「P.O.N.D. 2024」は、音楽、アート、ファッションが交差するイベントです。

 

多様なアーティストやデザイナーが一堂に会し、最新のアートシーンを紹介するこのイベントは、若い世代から熱烈な支持を受けているストリートカルチャーの影響が強く、ストリートファッションやサブカルチャーに興味がある方にとって魅力的な内容です。

 

期間が11日間と限られているためお見逃しのないように!

 

 

◼️A-POC ABLE ISSEY MIYAKE: TYPE-VIII Kenta Umemoto project

会期:202491日~1028

ISSEY MIYAKE GINZA | CUBE(東京)

https://www.isseymiyake.com/blogs/cube/17494

 

パリ在住の写真家:梅本健太とイッセイミヤケがコラボした「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE」のプロジェクトは、未来のファッションとデザインの可能性を探る展示です。

 

ポートレート写真のように生命力に満ちた美しい花々の姿を捉えていた梅本健太の代表作「FLŌRA」を新しく取り直したものをデザインしたワンピースなどが展示されています。ISSEY MIYAKE独自のSteam Stretch技法を用いてタテ・ヨコのプリーツ形状をパッチワークしたものに、美しい花々を熱転写させたオリジナルの技法は新しいファッションの見せ方を感じさせてくれます。技術的にも革新的なファッションの進化を感じることができる本展は、特にモードファッションに興味がある方におすすめです​。

 

 

■ベル・エポック美しき時代

会期:2024105()1215()

場所:パナソニック汐留美術館(東京)

https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/24/241005/index.html#exhibition-detail-moredetail

 

19世紀末から20世紀初頭のフランス「ベル・エポック」時代に焦点を当てた展示です。この時代は、アートとファッションが一体となり、当時のパリが華やいだ芸術文化の中心地として繁栄しました。

本展では、ルノワールやラリックといった著名なアーティストやデザイナーたちの作品が紹介され、ファッションとアートの歴史的なつながりを知ることができます。絵画やポスター画だけでなく工芸やファッションなど、当時の華やかなパリの様子が垣間見られる作品達に想いを馳せてみるのもいいですね。

 

 

TOKYO ART BOOK FAIR 2024

会期:20241128()121()

場所:東京都現代美術館(東京)

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/tokyo-art-book-fair-2024/

 

国内外のアーティストや出版社が集まる「TOKYO ART BOOK FAIR」は、アートと出版物の世界を紹介するイベントです。2009年から年に1度開催されてきた本フェアはアジア最大級の規模を誇ることでも人気のイベントとなりました。

アートブックやZINE(自主制作出版物)など、通常の展示とは異なる印刷物の魅力を直接体感できる本フェアでは、ファッション、デザイン、アートの境界を越えた表現が数多く見られます。また、展示やトークイベントも開催され、アートブックやファッションに関心がある方には見逃せないイベントです​。

 

 

GUCCI COSMOS

会期:2024101()121()

場所:京都市京セラ美術館

https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20241001-20241201

 

ファッションブランド「グッチ」の日本上陸60周年を記念する特別展が、京都市京セラ美術館で開催されます。この展覧会では、グッチの100年以上にわたる歴史と、その革新性にフォーカスした展示が行われます。

 

アーカイブから貴重な作品が多数公開され、ブランドの進化やイタリアのクラフツマンシップの伝統を体感できる内容です。ファッションとアートの融合を感じられるこの展示は、モードに敏感な方には必見の内容です。

 

 

LOVEファッション私を着がえるとき

会期:2024913()1124()

場所:京都国立近代美術館

https://www.kci.or.jp/love/index.html

 

ファッションとアートが織りなす、ユニークな展覧会「LOVEファッション」が京都国立近代美術館で開催されます。京都→熊本→東京と3都市にて開催される展覧会では、18世紀から現代までのファッションを通じて、装いにまつわる「愛」のさまざまな形が表現されています。

衣装としての洋服だけではなく現代アート作品も交え、ファッションが人々の生活や感情にどのような影響を与えてきたかを探る展示内容となっています。ファッションやアート作品に興味のある方にはより楽しめる企画展です。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。GUCCIのような高級ブランドのアイテムを一挙に見れるチャンスもいいですよね。また短期間ですがP.O.N.D. 2024TOKYO ART BOOK FAIR 2024などのイベントも直接アーティストと会話ができる機会なので、作品への想いやなぜ創作したのかなど、普段しれないような内容を聞けるチャンスかもしれませんね!

 

この秋、芸術に触れながら、ファッションやアートに新たなインスピレーションを得てみてはいかがでしょうか。どの展覧会も、アートとファッションの深い結びつきを感じられるものばかりです。ぜひ、各美術館で感性を豊かにするひとときをお楽しみくださいね。

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