「幸せホルモン」という言葉聞いた事がありますか。ストレスやうつ状態を和らげる効果があり、近年特に注目をされている言葉です。特に「オキシトシン」は脳下垂体から分泌されるホルモンの一種で「幸せホルモン・愛情ホルモン」とも呼ばれています。スキンシップや人が心地よいと感じた時に分泌されるオキシトシンの分泌を増やすことで、人の心が健康で居られるように研究が進んでいます。
実はこのオキシトシン、タオルに触れるだけでも分泌されている可能性があると言います。
今回はタオルとオキシトシンの関係についてご紹介したいと思います。
■皮膚は第3の脳。無自覚に感じている快適な環境
老舗寝具メーカーの西川さんが運営している「タオルト」のサイトに興味深い記事がありました。
皮膚自体がホルモンを作り出していると言うのです。これまでの常識では「皮膚=膜」という認識が一般的だったようですが、研究が進んでいくうちに皮膚自体がホルモンを作り出し、作り出したホルモンが血中に入って脳へ影響を与えていると言います。
皮膚は脳から独立して活動していることから「第3の脳」と呼ばれるようになったと言います。(ちなみに「第2の脳」は腸です)
肌着の素材について考えた事はありますか。
一日中、皮膚が一番触れている洋服は肌着ですよね。ショーツやパンツ、タンクトップやキャミソールなど呼び名は色々ありますが、多くの方が天然素材でできた汗を吸い取りチクチクしない素材の物を選ばれていると思います。
チクチクしたり痒かったり、人は不快な状況だと「この洋服着ずらいな」「痒くなっていやだな」など気が付きます。そのような状態の時にはストレスホルモンと呼ばれるホルモンが分泌され、集中力が低下するなどいい状況とは言えないでしょう。
一方で快適な状態だと意外と無意識で気が付いていないことが多いです。実は気が付いていないだけで、自分にとって肌触りのよい素材の肌着を着ていれば、ストレスホルモンが分泌されず幸せホルモンであるオキシトシンが分泌されている可能性が高いと言われています。
■「なでる」行動が最も心地よさを感じやすい行動
人間には“柔らかいものだけに反応する神経線維”があります。これが最も反応する行動が「秒速5cmで動くこと」だと言われ、「なでる」行為が該当するようです。
人間の触覚には2種類の働きがあり、その1つに「気持ち良さを感じる触覚」があると言います。その触覚は特に顔のあたりに多く存在するといわれ、先ほど出てきた”柔らかいものだけに反応する神経線維“もこれに含まれます。
フワフワのタオルやペットの毛並み、雪が積もっている場所などをみるとついつい顔をうずめてみたくなるのもこの触覚が関係していると言うのも、納得がいきますよね。
■素材の違いによってオキシトシン量が変わるのか
オムツや洗剤など赤ちゃん製品を多く作られている花王さんがオキシトシンと感触についてとある実験をしています。布の柔らかさによって分泌させるオキシトシン量が変化するのかというのを知る実験です。
布は①メガネ拭き(ポリエステル) ②シルク毛布 ③マイクロファイバー毛布
➃ベロア生地 ⑤カシミヤセーター
上記の布5種類を見えない箱に入れて(ブラックボックス)両手で順番に触れてもらい、触れた後の唾液に含まれるオキシトシン量を測定する実験を行いました。5種類の布はメガネ拭きに使用される柔らかいけど少し硬さもある布から、一番柔らかいのはカシミヤセーターまでです。
結果は布の違いによるオキシトシン量の明確な変化は見受けられなかったと言いますが、布を触って柔らかさを実感するほど、オキシトシン量が増えたと言います。
オキシトシンは子育てで特に注目をされているホルモンです。大人が赤ちゃんを見つめているときや授乳をしている時、オキシトシンは多く分泌されていると言われています。同じように柔らかい素材の物を子育て中に使用した方が、オキシトシンの分泌が増える可能性があると花王さんでは結論づけています。
毎日使うタオルや洋服でも、ゴワゴワしたものよりも柔らかい素材の方が皮膚は心地よさを感じオキシトシンが分泌されると言えると思います。お風呂上りや洗顔後に使うタオルもフワフワとしたもので幸せホルモンを多く出したいですね。
■ワンラックの和紙タオルは肌触りもよく吸水性ばつぐん!
ワンラックのタオルは和紙とコットンで出来た天然素材100%のタオルです。
和紙と聞くとガサガサしているイメージを持たれることが多いですが、ワンラックのタオルに触れてみてその柔らかさに驚かれる方が多いです。
「コレが紙でできているんですか」
「溶けないんですか」
など色々な疑問を持たれますが、紙から出来た糸を使い、洗っても乾燥機にかけて頂いても溶けることはありませんのでご安心ください。
むしろ乾燥機までかけて頂いた方がよりふんわりとして感触を楽しめるので、肌触りが心地よく幸せホルモンであるオキシトシンの分泌をアップさせる効果が期待できます。
タオルのカラーは6色。
お好みやインテリアに合わせたり、家族間で色分けしてみるのもオススメです。
明るめのタオルがあると部屋の雰囲気だけでなく、心も前向きになり心地よい状態がさらにプラスされそうです。
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ワンラックのタオルは静菌性(細菌の発生や増殖をおさえる)や吸水性、消臭性がすぐれているので、出産祝いにもお選びいただいています。刺繍をプラスしてオリジナルのプレゼントにもなりますよ。
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参考URL
・タオルト
https://towel-to.jp/blog/1709/
・花王