洋服を選ぶときに気になることって何ですか?デザインや価格の他にも“肌触り”や“素材”も気になる点ですよね!
そんな時に気になるのが“天然繊維と化学繊維の違い”ではないでしょうか。
今回は改めて知る、天然繊維と化学繊維の違いについてご紹介したいと思います。ぜひ、普段の洋服選びの参考にしてみてくださいね!
■天然繊維の代表と言えば
天然繊維とは主原料が天然素材で作られた繊維を言います。
一般的に綿、麻などが有名ですが簡単にそれぞれの特徴を見てみましょう。
- 綿(Cotton)
綿は最も一般的な天然繊維の一つで、柔らかな肌触りと通気性が特徴です。吸湿性に優れており、暑い季節にも快適に着用できます。
- 麻(Linen)
リネンは亜麻の繊維を使用した素材で、涼しげな肌触りと通気性が魅力です。シワがつきやすいですが、カジュアルなスタイルに適しています。
- ウール(Wool)
ウールは羊毛から作られる繊維で、保温性に優れています。吸湿性と放湿性があり、寒い季節にも暖かさを提供します。
- シルク(Silk)
シルクは蚕の繭から得られる繊維で、滑らかで光沢があります。軽やかな肌触りと優美な風合いが特徴です。
■天然繊維の特徴と魅力
- 環境への配慮
天然繊維は、自然界で産出される素材です。綿やリネンなどの植物繊維、ウールやシルクなどの動物繊維は、生分解可能であり、製造過程において化学薬品の使用が少ないことが多いため、環境への影響が比較的小さいとされています。
- 肌触りと通気性
天然繊維は一般的に肌触りが柔らかく、通気性に優れています。特に綿やリネンは、肌に優しい素材として知られており、暑い季節にも快適に着用することができます。
- 吸湿性と放湿性
多くの天然繊維は、湿気を吸収して発散する性質を持っています。これにより、体温や湿度を調整してくれるため、快適な着心地を提供します。ウールは特に湿度をコントロールしやすいため、寒い季節にも保温性が高いです。
では次に化学繊維について見てみましょう。
■化学繊維って実は何からできているの?
化学繊維は、天然の繊維ではなく人工的に合成された繊維です。石油や天然ガスなどの原料を元に製造され、化学プロセスを経て作られます。一般的な化学繊維の種類についてご紹介します。
- ポリエステル(Polyester)
ポリエステルは耐久性があり、シワになりにくい素材です。速乾性や耐久性があり、スポーツウェアやアウトドアウェアに広く使用されています。
- ナイロン(Nylon)
ナイロンは強度と耐久性が高く、軽量な素材です。防水性や速乾性があり、アクティブなアクティビティに適しています。
- ポリウレタン(Polyurethane)
ポリウレタンは伸縮性に富む素材で、ストレッチ性があります。通気性がありながらフィット感があるため、スポーツウェアやアンダーウェアに使用されます。
- アクリル(Acrylic)
アクリルは保温性に優れ、ウールに似た風合いを持つ化学繊維です。色あせにくく、手入れが比較的簡単です。
■化学繊維の特徴と魅力
- 多様なデザインと耐久性
化学繊維は、人工的に合成された素材で、多様なデザインやカラーバリエーションが可能です。ポリエステルやナイロンなどは、その耐久性からスポーツウェアやアウトドアウェアとして広く利用されています。
- 防水性や速乾性
一部の化学繊維は、防水性や速乾性に優れています。これにより、雨の日や濡れた状態でも快適に着用できる上、水分を素早く拡散させて快適さを保つことが可能です。
- シワになりにくさ
化学繊維は、天然繊維よりもシワになりにくい傾向があります。特に旅行や出張の際に便利で、アイロンをかける手間を軽減してくれるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
天然繊維は肌さわりがよく吸湿性や通気性がよいので、汗をかく季節や肌に一番触れる肌着の素材として重宝されています。
反対に化学繊維は速乾性や耐久性の良さからスポーツウエアに使用されたり、風や雨を通しにくいということで寒い季節のアウターとしても多く使用されています。
環境面から見ると天然繊維がよいと言われていますが、寒さや雨風を防ぐ環境下では化学繊維もとても有益な素材でもありますよね。
■天然素材である和紙を使ったOneLuckのアイテムたち。消臭効果もあり夏にピッタリな洋服
OneLuckの和紙素材を使用したアイテムは夏にピッタリな素材です。コットンや麻などと同じ天然素材なので、通気性がよく吸水性も高いため、汗をすばやくすいとりムシっとした不快感を感じにくい特徴があります。
さらに和紙素材は他の天然素材と比べても消臭性が高いのも大きな特徴です。汗の中には細菌のエサとなる成分が入っていますが、和紙は細菌の発生や増殖を抑制する静菌性が高く、また消臭性にも優れているので気になるニオイも抑えられます。あとからプラスされた機能ではなく、和紙素材が独自にもつ特徴なため洗濯しても効果が落ちることはありません。
和紙100%で出来た半袖Teeは生地感も厚手なので透けることもなく、天然の接触冷感を感じることができる1枚です。腰部分に「the paper」とプリントしているので「ちょっと違うアイテム」をお探しの方にはピッタリの1枚です。