【冬の乾燥】ネームタグやニットで感じるチクチク。不快にならない洋服選びのポイント

November 27, 2023

冬の乾燥は、私たちの肌だけでなく、洋服の快適にも影響を及ぼします。特にウールや合成繊維などの素材は、乾燥する季節にチクチクと肌を刺激しますよね。

今回はチクチクに悩まないための冬の洋服選び方のポイントをご紹介します。

■一番のポイントは素材選びから

冬の服選びで最も重要なポイントは、通気性の良い素材を選ぶこと。ウールや合成繊維は暖かいですが、直接肌に触れると刺激を感じることがあります。そのため、柔らかくて通気性の良いカシミアやコットン、和紙やシルクなどの天然繊維の素材を選ぶと良いでしょう。カシミアやシルクは動物性繊維なので人体との相性もいいです。またコットンや和紙などの天然繊維も化学繊維と異なり肌なじみがよく、かゆみを引き起こしにくいです。

■ネームタグの問題

多くの洋服についているネームタグは、肌に直接触れることでかゆみを伴うことがあります。一般的なネームタグは化学繊維で出来ていて、特に硬い素材のタグや、縁が粗いタグは刺激が強く、肌の敏感な人にとっては避けたいものです。この問題を解決するには、まずタグが肌に触れないように工夫するか、痒みの少ない素材のタグを選ぶ、あるいは刺激が強い場合はタグをカットするという方法がおススメです。

■縫い目の刺激に

また、縫い目も肌への刺激の一因となります。特に、内側の縫い目や、厚みがある場合、それが肌に擦れて痒みや刺激を与えることが起こります。この問題を解消するには、縫い目がフラットで肌に優しい洋服を選ぶことが効果的です。また、縫い目が外側に出ているデザインのアイテムやデザインの洋服も、肌への刺激が少なくおススメです。

■長袖の肌着を着用してから重ね着する

チクチクする素材のセーターやトップスを着る場合は、重ね着のレイヤードを活用しましょう。肌に直接ニットのチクチクが当たらないように、シルクやカシミヤまたはコットンや和紙などの天然素材で柔らかい長袖のインナーを下に着ましょう。その上からニットなどを重ね着すれば、肌への刺激を防ぎます。調節にも役立ち、冬の寒さから身を守る効果もあります。

■洗濯方法の見直しもしてみよう

洋服のチクチク感は、洗濯方法によっても変わります。特にウール製品は、正しい洗濯方法を守らないとより毛羽立つようになるなど肌への刺激を与える原因になることがあります。洗濯表示を確認し、正しい洗濯方法でケアすることが、快適な着心地を守る秘訣です。

いかがでしたでしょうか。

冬に起こりやすいチクチクした不快感を感じないために、まずは肌に触れる洋服の素材から考えてみる、ネームタグのない商品を探してみるなどいくつかのポイントをご紹介しました。乾燥シーズンですので、保湿も同時に行ってみてくださいね！

■OneLuckの9分丈Teeは天然素材でネームがない

和紙×コットンでできたOneLuckの9分丈Teeは肌へのやさしさを考えて作られたアイテムです。20年以上洋服のパタンナーとして活躍し続けている代表が「肌トラブルを抱えた人でも安心して着られるものを作りたい」という想いから、素材開発、デザインなどを設計しました。

肌へのやさしさ①和紙素材

和紙はコットンと同じ天然繊維です。特に和紙はコットンに比べて静菌性(細菌の発生や増殖を抑制するちから)が高く、吸水性にも優れているのが特徴です。またOneLuckが使用している和紙素材は繊維の国際的安全基準であるエコテックススタンダードクラス１を取得している安心素材。万が一赤ちゃんが口にしても安心な素材です。