もうすぐお正月ですね。年賀状やお年玉のポチ袋にも縁起がいいとされる柄を使うなど、日本人はゲン担ぎが好きです。
今日はそんな縁起がいいとされる柄についてご紹介。縁起のいい柄はたくさんありますが、その中でもお正月に用いられやすい縁起のいいモチーフと、実はこんな意味が込められていた動物達についてご紹介したいと思います。
お正月の定番と言えば、松竹梅や鶴亀。
開運や健康、勉学や交通安全などを願い、さまざまな縁起にいい柄が日常に溢れているのをご存じでしょうか。結婚式や七五三などおめでたい席の他にも、食器やお膳などお正月には特に見かける機会が多いと思います。
そんなお正月によく用いられる縁起のいい柄としてのモチーフはどんなものがあるのでしょうか。よく用いられるモチーフとその意味についてご紹介したいと思います。
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松竹梅
お寿司やウナギなど食事のランク分けにも使用されている松竹梅。それぞれの植物にも意味があります。
松:寒い冬でも青々をした葉をつけることから、不老長寿の象徴とされています。また魔除けの樹としても寺院で古くから用いられていることからお正月の飾りにも用いられています。
竹:松と同じように寒い冬でも青々をした葉を付けていることや新芽を次々と出すことから子孫繁栄の象徴とされています。またまっすぐに折れることがなく伸びていく姿から「威勢あるもの」とされ健やかな成長の象徴にも考えられています。
梅:寒い冬を乗り越え、どの花よりも先に花を咲かせ春の訪れを告げることから、気高さや長寿の象徴として用いられています。また寒さに耐える事から「忍耐力」の象徴ともされ、紅白の花をさかせることも縁起のいいものとして考えられています。
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鶴と亀
言わずと知れた縁起がいいとされる動物ですね。七五三の千歳飴袋にもよく描かれています。
鶴:「千年生きる」と言われている鶴は長寿の象徴です。また冬の寒い湖で生き延びている姿から生命力の強さとしても表現されます。
鶴は生涯にわたり同じパートナーと一生を過ごすことから夫婦円満の象徴としても用いられるため結婚のお祝いでもよく使用されます。
亀:「万年生きる」と言われる亀は鶴と同様に長寿の代表的な象徴です。また亀の甲羅は六角形であることから、よい事やめでたい事が起こる前触れの意味の吉兆を表す形として世界的に見ても縁起のいい象徴とされています。
インドやギリシャでは「亀の硬い甲羅が世界を支えている」とも考えられているほどとか。
その他、動物以外には伝統柄として
成長が早い植物であることから子どもの健やかな成長と魔除けの意味を持つ「麻の葉」柄や、無限に広がる波をモチーフにし、長い年月に渡り響き繁栄することを願う「青海波(せいがいは)」など、さまざまな柄が存在しています。
年賀状にもさり気なく使用されている事も多いので、「お、この柄はもしかして縁起担ぎとして使用されているのかな」という目線で年賀状を探してみても楽しいかもしれませんね!
フクロウ、鳩、蝙蝠、たぬき… さまざまな動物にも縁起物の理由があった
先ほどご紹介した鶴や亀以外にも、縁起がいいとされる動物があります。
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フクロウ
西洋では森の賢者・学問の神など知恵の象徴にもなっているフクロウ。医療関係のマスコットなどにも使用されています。
日本では「福がくる」「苦労知らずの不苦労」としての意味があり、縁起物としても人気です。また首が360度まわる事から商売の神様としての意味もあるようです。
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鳩(はと)
旧聖書「ノアの方舟」で洪水の終了を知らせたことが由来となり、平和の象徴として有名な鳩です。日本では神の使いとも言われ、良い知らせを運んでくることから開運招福、勝負運上昇としての意味があります。
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蝙蝠(コウモリ)
ハロウィンなどのモチーフにもなっているコウモリ。ヨーロッパでは不吉な動物としてのイメージが強いですが、中国(※)では中国語の「福」と蝙蝠の「蝙」が同じ発音であることから、伝統的におめでたい吉兆の動物とされています。
※日本で縁起がいいとされている柄の多くは中国から伝来したという逸話があります。
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たぬき
「他抜(他を抜く)」という語呂合わせから、どんな事でも他人様を追い抜くという願いが込められた縁起物として用いられています。商売繁盛、開運、出世、招福、金運向上などのご利益があるとされています。また、たぬきはパートナーと一生を過ごすことから「夫婦円満」としての意味もあります。
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犬
安産祈願日としても有名な「戌の日」があるように、犬は比較的安産で子どもをたくさん産むことから子宝や安産祈願の象徴として用いられます。
また犬の鳴き声には魔除けの力があると言われおり、神社にいる「狛犬」も魔除けとして置かれていると言います。
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トンボ
トンボは害虫を取り除く益虫として、五穀豊穣の象徴として古くから用いられていました。またトンボは前にしか進まないという特徴から「勝ち虫」とも呼ばれ、将軍の武具や兜、装飾品としても多く用いられています。
いかがでしたでしょうか。
上記以外にも猫、オウムなど縁起がいいとされる動物はたくさんいるようです。お正月飾りにさり気なく隠れている可能性もありますので、今年は初詣に縁起のいい動物を見つけてみるというのも楽しいかもしれませんよ。
ワンラックの和紙素材タオルで新しい年を気持ちよく迎えよう
新年に身の回り品を新調すると気持ちよく1年が始められることから、肌着やタオルを新調する人が多いです。
ワンラックのタオルは和紙×コットンで出来た天然素材のタオルです。
和紙は同じ天然素材であるコットンに比べても、細菌の発生や増殖を抑制する静菌効果が高いという特徴があります。
さらに吸水性がよく消臭性にも優れているもの嬉しいポイント。
タオルは吸水性が求められるアイテムですが、水をよく吸水する分、布製品の中でも雑菌が発生しやすいという面もあります。その点、静菌性が高い和紙素材のタオルは雑菌の発生も抑えてくれるのは嬉しいポイントです。
また和紙と聞くと
「和紙なんて洗濯したら溶けちゃうんじゃないの?」
「お手入れが大変なのでは?」
と聞かれる事もありますが、ご安心ください。
ワンラックが使用している和紙素材は水に濡れると強度が増すという性質があるので、ご家庭にある洗濯機でお洗濯していただいて大丈夫です。
(できればネットに入れて、色物と別で洗濯していただくことをオススメします。)
さらに乾燥機にかけていただくと、柔軟剤を使用しなくともふんわりとした仕上がりになります。
カラーもナチュラル、ピンク、サックス、オレンジ、ブラウン、ネイビー と6色もあるので、お好きな色を選び新年を迎えるのもいいですね!