抱っこひも、目隠しなど災害や緊急時に使えるタオルの活用法をご紹介。体験談から分かる本当に必要になったアイテムも

抱っこひも、目隠しなど災害や緊急時に使えるタオルの活用法をご紹介。体験談から分かる本当に必要になったアイテムも

日本は地震大国と言われる程、地震が多い国です。9月1日の「防災の日」に備蓄品の見直しをする方も多いですが、3月11日の東日本大震災を前に今一度、防災について考えてみませんか。

  

今日は災害時にも使えるタオルの活用法についてご紹介します。知っておくととっさの時に役立つ情報ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

サーフィン

 

 

■汎用性の高いタオル

 

毎日使うタオルですが、災害時や避難生活として過ごさなければならなくなった時にも大活躍します。タオルに求められる機能である「拭く」以外にも活用できる方法をご紹介します。

 

防災で使えるタオル

 

タオルトさんで紹介されているイラストでは、枕の代わり、敷物、寒い時の防寒、授乳ケープ、切って包帯替わりに、目隠し などとしてもタオルが活用できるとされています。

またフラッグ替わりにタオルを使い、避難所での目印にしてもいいとあります。

確かに同じような仕切りでは慣れないうちは迷ってしまうかもしれませんからね。

 

しかし1点注意があるようで、タオルの色は黄色やオレンジ、青などの方がよいアドバイスされています。残念ながら避難所では女性や子どもにとって防犯が不十分な環境とも言われています。ピンクや小花柄などの女性を連想させるタオルだと、危険な目に合うかもしれませんので、中性的な黄色やブラウン、男性的なブルーやグリーンの方が安全かもしれませんね。

 

 

また薄手のタオルは歯ブラシとしても使用できると紹介されています。

 

歯ブラシ

 

 

習慣的に行っている行動が制限されるのはとてもストレスがかかります。特に歯ブラシは公衆衛生上でも注目されており、長期間歯ブラシをしなかったことで虫歯以外にも身体へ悪影響があると言われています。薄手のタオルを歯ブラシとして代用するのは、いい案ですね。

 

 

火山

 

 

■赤ちゃんがいるご家庭や女性にタオルのさらなる活用法

  

赤ちゃんがいるご家庭では、タオルがこんな代用品にもなりますよ。

 

  • 抱っこひも

小さいお子さんや赤ちゃんがいるご家庭では必須になる抱っこひも。抱っこひもが無いと両手の自由が利かず何かと不便になります。

そんな時にバスタオルが抱っこひもの代用品として活躍します。警視庁のHPでも作り方が紹介されています。

 

バスタオルで抱っこひも

 

バスタオルで抱っこひも

 

体重10キロの娘さんでも長時間抱っこできたと言いますので、災害時や必要になった時には知っておくと重宝しそうですね。

 

 

  • オムツ・生理用品

オムツも生理用品も日常生活では欠かせないアイテムです。

オムツはビニール袋とタオルで簡易オムツができると言います。

 

オムツ

 

ビニール袋もタオルも洗うことで繰り返し使用できるとそうです。今では紙オムツが支流になっていますが、以前は布オムツしかありませんでしたし、緊急事態にはいいアイデアですね。

  

  

  

また生理用品もタオルハンカチとティッシュで簡易版が作れると言います。

 

生理用品

 

 

こちらも洗う必要がありますが、女性にとっては欠かすことのできないアイテムですので、緊急時に作り方を知っておくと安心です。

  

  

その他、防災用に特化したタオルも各メーカーさんから販売されているようです。

防腐剤などの薬品を一切使わず精製水とタオルが真空パックされた「いまばりレスキュータオル」や、少し長めのフェイスタオルでマスクや包帯など6つの機能とアレルギーや薬の有無を記載できるポーチが付いた「防災タオル」など、さまざまな種類が販売されていますよ。

  

 

キレイな空

 

 

■実は要らなかった防災品、欲しかった防災品

 

タオルと一緒に備えておきたい備蓄品。避難所生活を実際にされた方の体験談として、実は要らなかった防災品と、逆に欲しかった防災品が紹介されていたので、共有させてもらいます。

 

  • 実は要らなかった防災品

コンパス :スマホのアプリにあるため

ナイフ  :使い慣れていない人に×

新聞紙  :防寒用してはかなりの枚数が必要になるが実用性が低い

 

  • 準備しておけばよかったと思うもの

女性の場合   生理用品・防犯グッツ・防寒具

子どもの場合  連絡手段・遊び道具・非常食

高齢者の場合  入れ歯・お薬(お薬手帳)・防塵ゴーグル

  

立場によっても本当に必要になったアイテムが異なるようですね。

また「新しい肌着がなかったのでお風呂に入る気にならなかった」というお声もありましたので、簡易下着や替えの下着は1セット準備しておいた方が良さそうです。

  

※より詳しい情報はコチラのブログから

 

 

  

 

いかがでしたでしょうか。

秋に見直す事が多い防災・備蓄品ですが、半年前のこの時期に見直してみるのもいい機会かもしれません。赤ちゃんや子どもがいるご家庭では、必要になるアイテムも時期によって変わってくるので一度見直してみるのもいいですね。

 

  

  

  

  

参考URL

・タオルト

https://towel-to.jp/blog/2425/

・警視庁

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/saigai/yakudachi/life/tips/938291105455624197.html

ITwrap

https://uf-polywrap.link/articles/LYNrQ

SAIGAI  JOURNAL

https://saigai-info.com/bousai/needless-bosai-goods/

 

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