2025年春夏コレクションが各所で開催。ファッションメディアでも2025年春夏予想やファッションキーワードが発表されています。
そこで今回はVOGUEとELLEより2025年春夏ファッションキーワードをピックアップ。さまざまなキーアイテムが登場している中で、独自選定した5選をご紹介します。
■ バブルシルエット、パフスリーブ
この春夏の注目スタイルの一つが「バブルシルエット」と「パフスリーブ」です。過去数シーズンで培われてきたボリューミーなシルエットが、さらに進化を遂げています。特に、丸みを帯びたバブルスカートやパフスリーブが特徴的なデザインは、女性らしさと力強さを同時に表現します。ミニドレスやブラウスに取り入れられ、軽やかでありながらもインパクトのあるスタイルが魅力的です。
■タンクトップ
シンプルでありながら万能な「タンクトップ」も、このシーズンで多く見られました。2023年のパリオリンピックからスポーツアイテムへの注目は継続されている影響もあるのかも。
レイヤリングのベースとしてだけでなく、スタンドアローンのアイテムとしても活躍。
ショーでは、モノクロからビビッドなカラーまで、多彩なバリエーションが登場。スニーカーだけでなくヒールとの組み合わせ等から、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンに対応可能なアイテムとして再評価されています。
■スカンツ、ワンレッグパンツ
パンツスタイルでは、「スカンツ」と「ワンレッグパンツ」が注目の的。スカンツは、スカートのようなシルエットでありながら、実際にはパンツであるため動きやすさとエレガンスを兼ね備えたアイテムです。一方、ワンレッグパンツは左右非対称のデザインが斬新で、個性を主張するファッション好きに最適。これらのパンツは、動きやすさとデザイン性を両立させ、リラックス感とモード感を兼ね備えています。日常アイテムとしても取り入れやすく生地感によってカジュアルにもエレガントにも表情を変えることが出来るので、注目です。
■ボーホーシック
「ボーホーシック」は、2025年春夏のコレクションで再び脚光を浴びています。2024年2月に「クロエ」に新クリエイティブディレクターによって再評価されたスタイルが、他ブランドにも影響を広げている様子。
このスタイルは、70年代のヒッピーファッションを彷彿とさせるもので、刺繍やフリンジ、ナチュラルな素材感が特徴です。自由で無邪気なムードを持ちつつ、現代的な解釈が加わり、洗練されたエフォートレスなルックが完成。特に、ルーズなドレスやカーディガンにレイヤリングを施したスタイリングが、リラックス感とフェミニンさを両立させています。
■カーキ、オリーブグリーン
カラーの面では、「カーキ」と「オリーブグリーン」が大きなトレンドとなっています。2024年秋冬のカラーとしても注目をされていた2色が来期でも引き続きチェックされていきそうです。落ち着かない世界情勢の影響もあるのかも。
このミリタリー由来の色調は、ナチュラルでありながらもエッジの効いたスタイルを演出。ジャケットやパンツ、トレンチコートなど、さまざまなアイテムに取り入れられ、クールで落ち着いた印象を与えます。また、他のビビッドな色と組み合わせることで、シックでありながらも存在感のあるコーディネートが可能です。
いかがでしたでしょうか。
2025年春夏コレクションから注目の5選をお届けしました。春夏らしくフワリとして柔らかな素材や雰囲気も見られる一方、スポーティなタンクトップやミニタリーカラーのオリーブが選ばれるなどの傾向があるようです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。