天然繊維の洋服で静電気対策。乾燥シーズンに起こる静電気、人体への影響と対策。

天然繊維の洋服で静電気対策。乾燥シーズンに起こる静電気、人体への影響と対策。

空気が乾く乾燥シーズンの冬がやってきました。

空気が乾燥していると、のどや肌の調子が悪くなったり、火事も起こりやすくなります。そしてもう一つ身近に起こる問題として、静電気も起こりやすくなりますよね。

 

じつは天然繊維の洋服の方が、化学繊維の洋服よりも静電気の発生を抑えられるのはご存じでしょうか。身体にも悪影響を及ぼす可能性があると言われている静電気についてお届けしたいと思います。

 

静電気 説明

 

静電気って何?マイナス電気とプラス電気の移動により生じるのが静電気。

 

そもそも静電気がなぜ起こるのか、ご存じでしょうか。

静電気は別名「まさつ電気」とも呼ばれ、モノや人が触れ合うことによって発生する電気の移動現象をさします。

 

静電気 メカニズム

 

全てのモノ、人には同じ数の「プラス電気」と「マイナス電気」が存在し、お互いはバランスを取り合っています。しかし摩擦により「マイナス電気」がどちらか一方へ移動するので、人体は「マイナス電気」か「プラス電気」を帯電()した状態になります。

※帯電:物体が電気を帯びること

 

偏った電気を持った状態で、何かに触ろうとした時、電気同士がバランスを取ろうと移動するため、そこでマイナス電気が移動し、静電気が発生するのです。

 

 

確かに、私達の生活でもドアノブやエレベーターのスイッチなど、何かに触れようとした瞬間に静電気が指先に起こり「いたっ!」となるのが多いですよね。

 

ニット 

 

バチっ!とした瞬間的な痛みだけでなく、静電気が人体に与える影響とは。

静電気が人体に与える影響とは一体なにがあるのでしょうか。

一部のデーターによると、静電気が起こる直前の人体には3,000ボルト以上の電圧が帯電していると言います。人工的に電気ショックを与える救命道具のAED(自動体外式除細動器)でも電圧は1,2002,000ボルトと言われていますので、静電気が人体に与える悪影響の大きさが分かりますよね。

 

その瞬間的な痛みの他にも、実は長期的な電気の方よりは人体に悪影響があると言います。

・貧血になりやすい

・肩こりや腰痛をひきおこす

・免疫力の低下

・体調が崩れやすくなる   など

 

静電気の瞬間的な痛み以外に、慢性的に体内の電気が偏ったままで帯電しているのは人体によい影響ではないという事ですね。

 

さらに、身体に電気が溜まった帯電状態だと、空気中の浮遊物を引き寄せよせてしまう性質があるようなので、ハウスダストや花粉を引き寄せやすくなってしまします。アレルギー体質の方は特に注意が必要かもしれません。

 

静電気 画像

 

水と電気の関係性。静電気対策として出来ること3選をご紹介。

電気の移動によって発生するのが静電気ですが、乾燥した冬に起こりやすいのはなぜなのでしょうか。

 

静電気と水分には大きな関係があります。

水は電気を流しやすい性質があります。そのため、濡れた手でコンセントを差し込んではいけないというのは、水分を介して電気が人体へ流れ込みやすくなってしまうため危険だというわけです。

 

同じように、夏場は汗をかいたり、湿気があるので自然と体から電気が放電され逃げていきます。しかし乾燥した冬場では、空気中の水分量は少なく、人も汗をかく機会が少なくなり、水分摂取も減ることから、自然に電気が放電しにくく、静電気が発生しやすくなるのです。

 

ワンラック タオル

 

 

では静電気の発生を抑えるための対策として何があるのでしょうか。

対策①加湿器を使って空気中の水分量を増やす

加湿器、濡れたタオルや洗濯物を干すことで室内の湿度をあげ、人体から自然に電気を放電させられる環境を作ります。

一般的に室内で快適な湿度は4060%とされています。エアコンなどの暖房器具を使用すると湿度も下がり、40%以下では細菌の活動も活発になる事から、40%以上を目安に加湿をするといいかもしれませんね。

 

 

対策②広面積でふれて放電させる

玄関ドアや車のドアノブなど、静電気は指先で触れた瞬間に起こりやすいです。狭い面積で放電すると急激な電気移動により痛みを強く感じてしまうので、なるべくなら広面積で触れるようにしましょう。

 

例えばドアノブを触る時には指先ではなく手のひら全体で一度触って放電を促したり、ドアノブに触れる前に地面や壁にタッチすることで先に電気を放電しておくのもオススメです。

 

 

対策③天然繊維の洋服を選ぶ

冒頭でお話させて頂いた通り、天然繊維で出来た洋服の方が化学繊維で出来た洋服よりも静電気の発生を抑えることが出来ます。

 

和紙、コットン、シルクなどの天然繊維は繊維自体の保湿性が高いので、夏場に静電気の発生が起きにくいのと同じ原理が言えます。また反対にアクリルやウールなどセーターの素材でおなじみの化学繊維は温かいのですが帯電しやすいという特徴あるので、摩擦時に静電気を発生しやすくなってしまうのです。

 

アクリル製のセーターの着脱の方が、コットンで出来たパーカーの着脱よりも静電気を感じやすいですよね。

機能性を重視した化学繊維も素晴らしい素材ですが、一番肌に近い肌着には天然繊維の洋服を選びたいですね。

 

ワンラック Tee

 

和紙素材で出来たワンラックのTee。静電気の発生も抑えられ、静菌性も高い。

 

和紙素材を使用したワンラックのアイテムは、静電気の発生が起こりにくいと同時に、静菌性(細菌の発生や増殖を抑えるちから)や消臭性が高いのも嬉しいポイントです。

 

電車や室内など外気温度との差でじんわり汗をかくことが多い冬場ですが、和紙素材の洋服は消臭性が高いので臭いを気にせず、快適に過ごす事が出来ます。

 

お手入れも簡単。ご自宅の洗濯機でネットに入れて通常洗濯をして頂ければOKなので、春から秋には1枚で、冬場には肌着として日常使いし、1年中楽しむことが出来ます

 

機能面だけではない!9部丈Teeに込められた肌へのやさしさとは

 

・ワンラックの1年中着用できる9部丈Tee

 

 

 

 

参考URL

・ウェザーニュース

https://weathernews.jp/s/topics/201912/260205/

・中部電力

https://www.chuden.co.jp/kids/denkipaper/2016/724/issue01.html

 

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