【梅雨対策】素材別!乾きやすい洋服の選び方、それぞれのメリットデメリットをご紹介

【梅雨対策】素材別!乾きやすい洋服の選び方、それぞれのメリットデメリットをご紹介

もうすぐやってくる日本の梅雨時期、雨に濡れてしまった洋服が乾きにくいという経験は、きっと誰でも経験があるはずです。洋服がすぐに乾かないと、湿度が高くなり不快感を感じるだけでなく、カビの発生にもつながります。

  

そこで今回は、梅雨時期におすすめの乾きやすい洋服の素材についてご紹介します。梅雨や夏場に役立つ情報ですのでぜひチェックしてみてくださいね。

  

 

 

■速乾性が高いのは麻やポリエステル

雨や梅雨時期だと洋服の乾きやすさも重要なポイントです。

ライフスタイル商品を展開しているnissenさんのサイトでも生地の素材別でのそれぞれの特徴が以下の様に紹介されています。

  

素材別 速乾性

 

上記の表からも分かる通り、一番左側の「速乾性」が今回お伝えしたい部分です。◎がついているのは「リネン()」と「ポリエステル」です。それぞれの特徴について見てみましょう。

 

 

 

  • リネン()

リネンは、麻繊維の一種で、通気性と吸湿性に優れています。さらっとした肌触りで、暑い日でも涼しく過ごせるため、夏場の洋服生地としても大変重宝されています。リネン100%生地でなくても、コットン×リネンなどの混合でも素材の特徴を感じやすいです。

 

その反面、シワになりやすく、カジュアルな印象に仕上がるという点がデメリットかもしれません。雨が多い梅雨時期にはアイロンをした方がいいかもしれませんね。

  

  

  • ポリエステル

ポリエステルは、化学繊維の一種で、耐久性が高く、洗濯にも強いのが特徴です。また、吸湿性は低いものの、乾燥速度が早いため、梅雨時期には特に便利な素材です。ただし、通気性には少し劣るため、暑い日には暑苦しく感じることもあります。またピリングと呼ばれる小さな毛玉ができやすいという注意点もありますが、天然素材にはないツヤ感を出せるため、オフィシャルやビジネスシーンに向いている素材です。

  

  

  • コットン(綿)

コットンは、通気性が良く吸湿性に優れているため、肌に触れる感触が心地よく、汗をかいても快適に過ごせます。しかし、乾燥速度は比較的遅めで、特に厚手のものは乾きにくい傾向があります。

 

ほっこりや素朴な印象を与える素材のため、カジュアルシーンに向いている素材です。麻と同様に天然素材は肌馴染みがいいため、肌荒れを起こしやすい方、敏感肌の方には向いている素材です。

  

 

 

 

 

  • ナイロン

ナイロンも化学繊維の一種で、耐久性と強度が高いのが特徴です。吸湿性が低いため乾きやすく、雨の日には特におすすめの素材です。しかし、同様に通気性には劣るため、汗をかきやすい日には注意が必要です。

  

  

  • レーヨン(ビスコース)

レーヨンは、植物繊維を元に作られた再生繊維で、吸湿性と通気性に優れています。柔らかい肌触りも魅力的です。サラッとした着心地やツヤ感のある風合いはポリエステルやナイロンに似ていますが、上記にあげた化学繊維に比べて静電気が起こりにくく、においが付きにくいという特徴もあります。

 

ただし、シワになりやすく、型崩れしやすいというデメリットも。水に弱いという点があり、濡れたままハンガーがけで干しておくと一気に伸びてしまう可能性があるため、お手入れには注意が必要な素材です。

 

 

  • テンセル(リヨセル)

レーヨンと同じ再生繊維に分類される素材です。ツヤ感がありサラッとした着心地が特徴です。テンセルは、コットンやポリウレタン(化学繊維)などの他素材とかけ合わせて使用されることが多いです。

例えば、天然素材との組み合わせでは、テンセルの特徴であるツヤ感がカジュアルになりがちな天然素材と混ざる事でエレガントさが加わり、キレイ目の洋服に仕上げることができます。

 

お手入れはレーヨンと同様に少し注意が必要になりますが、着用前にハンガーがけしておくことでシワ防止に役立ちます。

 

 

 

 

麻と同じように乾きやすく軽量の和紙素材

ワンラックは和紙素材のアイテムを展開しています。

和紙素材はリネン()と似た特徴があり、吸湿性、速乾性がよく消臭性にもすぐれているため、梅雨時期や夏場の洋服として最適な素材です。

 

またワンラックが使用している和紙素材は、繊維の安全基準である「エコテックススタンダード100 class1」の認証を受けている素材を使用しているため、万が一、赤ちゃんが口にいれてしまっても安心の繊維です。赤ちゃんだけでなく、ペットがいるご家庭でも安心してご利用いただけます。

※ワンラックの和紙素材×コットンを使用した肌にやさしいアイテムはコチラ

 

ワンラック5部丈Tee

 

ワンラックが展開している5部丈Tee夏場に1枚はもっていたい洋服です。

ブランド誕生のきっかけにもなっている「肌へのやさしさ」にこだわったブランドのため、首裏のネームを外し(意外とチクチクして痒みの原因になりますよね)縫い目が鎖骨に当たらないように設計されたデザインです。

  

また通常のTシャツでは首回りの収縮をよくするため、首元だけ少量の化学繊維を使用している場合が多いです。ワンラックでは化学繊維をなるべく使用しないように、パタンナー20年以上のキャリアを活かし、独自の首元設計になっています。

  

全体的にゆったりとしたデザインなので、風通しがいいのも夏場には嬉しい特徴です。

※夏場に1枚は持っていたいワンラックの5部丈Tee

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

梅雨時期には、乾きやすさを重視した洋服の素材選びが重要となります。それぞれの素材には、メリット・デメリットがありますので、天候や予定に合わせて適切な素材の洋服を選ぶことがおすすめです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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