妊婦さんの9割が安産祈願を実施。令和版戌の日の新しいスタイルとは。

妊婦さんの9割が安産祈願を実施。令和版戌の日の新しいスタイルとは。

赤ちゃんが無事に産まれますようにと願いを込めて行う安産祈願、親御さんになった皆さんはされましたか?

 

2018年に()ベビーカレンダーさんが実施したアンケートによると、実に9割の妊婦さんが安産祈願をしにお参りへ行ったと回答されているように、妊婦さんがおこなう行事となってきていますね。

 

今回は安産祈願の戌の日と、流行りつつある?ベリーペイント・マタニティフォトについてご紹介したいと思います。

 

戌 安産祈願

 

戌の日は12日に1度まわってくる。お産が軽いといわれる犬にちなんだ風習。

「戌の日」というのをご存じでしょうか。

安産祈願にご祈祷された方は聞き覚えのある言葉ですが、知らない方もいると思います。

 

十二支として有名な干支ですが、実は年だけでなく日ごとにも割り振られていて、各干支はそれぞれ12日に1おとずれています。

()はたくさん子どもを産み、お産が軽い動物として古くから認知された特徴から、戌の日にお参りにいくと、自身も安産になるという言い伝えが広く普及されました。

 

12日に1度おとずれる戌の日は月によって回数もさまざまです。

また大安や仏滅など、六曜との割り振りを見て日にちを選ぶ方もいらっしゃいますので、参考にされてもいいですね。

 

参拝のおすすめ時期は妊娠5カ月以降。安定期が過ぎ、気候や天気が良い日にしよう。

 

一般的に妊娠5カ月までは流産のリスクが高く、妊婦さん自身の体調も崩れやすい時期です。実際に、先ほどのアンケート結果でも、参拝に行かれた人の6割が安定期を過ぎた戌の日に行かれたという結果になっています。

 

しかし戌の日の参拝は「必ずこの時期に行かなければ意味がない」というものではないので、安定期が過ぎ、体調がよい時を選んで参拝にいかれるのがよいでしょう。また妊娠後期になってくるとお腹も大きくなるので、雨の日や悪天候の日はバランスを崩し転倒してしまうおそれもあります。天気が良い日に参拝しにいくのがおススメです。

 

神社 2人

 

戌の日の参拝は祈祷をしてもらい、安産祈願の品物をいただく。お礼参りをする人も。

戌の日の参拝は「帯祝い」と言われることもあります。

「帯祝い」とは妊娠5か月目の最初の戌の日に腹帯を巻き、安産を祈願する習わしのこと。約500年の歴史があると言われる習わしですが、戌の日の参拝時には持参が必須という神社やお寺もありますので、事前に確認しておくのが安心です。

 

そして戌の日の参拝では神社やお寺に行き、初穂料をおさめた後に祈祷を受け、祝詞をあげてもらいます。祈祷後には安産祈願にいわれのある品物を受け取るのが一般的な流れです。

 

安産祈願としていただいた品物は、お守りとして持ち歩いても良いですし、家の中で大切に保管しておくのもよいです。

 

また出産後には、役目を終えたお守り達は、感謝を込めて祈祷していただいた神社やお寺に返しに行く方が多いです。必ず返さなければいけないというものではないので、遠方に引っ越された方や記念品として手元に保管しておきたい方などは、大切に保管されてもいいですね。

 

マタニティ 妊婦

 

海外から始まった、人気になりつつあるベリーペイントやマタニティフォト。

近年では貴重な妊娠期間のいい思い出として、ベリーペイントやマタニティフォトを撮影されるのも人気です。

どちらも海外から入ってきた文化ですが、限られたマタニティという時期を形で残せるステキなイベントですね。

 

 

  • ベリーペイント

妊婦さんのお腹に絵やイラストを施し、安産のおまじないをかけるイベントです。

図柄も赤ちゃんがモチーフになったものや、原住民族の伝統的な模様を用いたもの、お花やリボンなどとイラストをかけ合わせた3Dになったものなど、さまざまな絵柄が登場しています。

1回だけでなく、安定期が過ぎた5カ月ほどの時に犬の絵を描いてもらい、妊娠89カ月のお腹が大きくなってきた時期に2度目の絵を描いてもらう人もいるようで、いい記念になること間違いなしですね。

 

  • マタニティフォト

マタニティドレスや素敵な衣装を着て、大きなおなかの様子を写真に記録するマタニティフォト。その時限りの貴重な姿を美しく残す事ができるので、人気が高まっています。

妊娠79カ月のお腹が大きくなった時に撮影をする方が多く、ご家族や兄弟と一緒に撮影される方も多いそうです。

赤ちゃんとの初めての記念写真になるため、生れてきた子どもが大きくなった時に思い出を振り返ることができ、家族で幸せを振り返るいい材料になりますね。

 

 

また海外の安産祈願のなかには

「出産する日に熊の足でおなかをかく(熊は痛みのない出産をすると言われていることから)」という文化や「妊婦さんは家の階段に座ると難産になる」という言い伝えがあるなど、海外にも独自の安産にまつわる文化があるようですね。

 

赤ちゃん 肌着 ワンラック

 

生まれてきてくれた赤ちゃんのために、肌にやさしい肌着を送ろう

赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の半分しかないというのをご存じでしょうか。

皮膚の厚さや新陳代謝が早いなど、赤ちゃんの肌トラブルに悩む親御さんは多いですよね。

 

OneLuckもそんな親心から誕生したブランドです。

「肌トラブルに悩む我が子に何かできることはないだろうか」と素材探求を始め、2年半の開発期間を経て、和紙素材を使った肌にやさしい洋服が出来上がりました。

 

ロンパースは自身の体験談をもとに、少しハイネック設計になっています。

首回りを外気の寒さから守り(赤ちゃんは窒息の可能性があるためマフラーはできません)

汚れが溜まりやすい首元の引っ掻き傷防止の役割をしてくれます。

 

タオルとの出産祝いセットとしても選んでいただくことも多く、人気の定番アイテムです。

 

 

 

 

 

 

参考URL

・スタジオアリス

https://www.studio-alice.co.jp/shortcut/maternity_s/column/detail15.html

・アカチャンホンポ

https://xn--akachan-vb4f0kpfs865h.jp/

・株式会社ベビーカレンダー(PRTIMES記事より)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000029931.html

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