海外製造のタオルと日本製造のタオルの違いとは。その理由と特徴をご紹介

海外製造のタオルと日本製造のタオルの違いとは。その理由と特徴をご紹介

顔を洗うとき、帰宅時の手洗い、お風呂上りなど以外と触れる機会が多いタオルですが、日本の市場で販売されているタオルには国内製造と海外製造に分かれます。製造国によって違いはあるのでしょうか。

  

今回は国内製造タオルと海外製造タオルの違いについてご紹介したいと思います。

  

 

タオル 子ども

 

 

■日本は軟水。海外では硬水が支流

 

繊維製品を製造する時に必ず必要になるのが水です。

 

日本の水質はミネラル成分を多く含まない軟水が支流です。軟水は文字の通り柔らかく、浸透性が高いので製造時に繊維をやわらかく仕上げてくれる特性があります。繊維がやわらかく仕上がるので、出来上がるタオル自体もふんわりとやわらかな触り心地になります。

  

一方、海外の水質の多くはミネラル成分を豊富に含んだ硬水です。産地によっても硬水に含まれるミネラル成分は異なりますが、主にカルシウムやマグネシウムを多く含んでいます。飲み水としても販売されているエビアンやコンテックスも硬水です。飲んだことのある方は、日本の天然水や飲料水用の水との違いに驚かれたかと思いますが、硬水は独自の重みとしっかりとした飲みごたえを感じられます。

  

この硬水を使用し製造されるタオルは浸透性が軟水に比べると低く、製造時に繊維が硬く仕上がるという傾向があると言います。繊維自体のゴアゴアした感触や、パイル(糸が輪っかになった部分)部分の強度が甘く、すぐにヘタってしまうというお声もあります。

  

人間と同じで食べた物が人の体をつくるように、原材料によって出来上がりの製品にも特長がでてくるんですね。

 

 

タオル 洗面所

 

 

■気温や湿度に合わせた機械の微調整

 

タオルを作り上げるには織機も必要になってきます。

毎日変わる気温や気候とともに、微妙に変わってくる湿度にも合わせた日々のメンテナンスによって出来上がりの製品に差が出てきます

日本で例えるならば、乾燥している秋~冬にかけては湿度を調整したり、高温多湿になる夏場にも順応して対応していきます。

  

しかし海外製品の場合、製品の質よりもコスト面を重視する傾向があるため、微調整をせずに製造することもあると言います。機械を操作している作業員の性格によっても左右されるのかもしれませんね。

  

海外製造にもいろいろあるかと思いますが、安価な値段で手に入るタオルですと、工場のすぐちかくに日本では見たことのない植物が生えている場所もあると言います。日本で販売される海外製品のタオルは検品や規制があるので、ある程度の安心はありますが、新しい製品を使用する前には必ず洗濯をしてから使用した方がよいと言います。

  

 

ワンラックのタオル

 

 

■ワンラックの和紙×コットンで出来たタオルは日本製造

 

和紙素材を使用したワンラックのタオルは安心の日本製造タオルです。

 

素材は和紙とコットンを使用。ボーダーの濃い部分が和紙、薄い部分がコットンになっているので、触れてみると素材の違いを感じられるボリューム感のあるタオルです。

   

また和紙はコットンよりも吸水性、静菌性(菌の発生や増殖を抑制する)も高いので、清潔な状態が長く保てます。タオルは水分を吸水するアイテムですが、水分を含んた布には細菌が発生しやすく、そのまま放置していると雑菌や臭いが発生します。

静菌性が高いというのは濡れた状態でも雑菌の発生を抑えられるので、清潔な状態を長くキープでき、タオルとしては最適な素材です。

(水をふき取ったタオルには目に見えない皮脂や汚れが付着していますので、きちんとお洗濯は行ってくださいね)

 

6色のタオル

 

ワンラックが使用している和紙の糸は繊維の安全保障であるエコテックススタンダード100を取得している素材を使用しています。赤ちゃんが口に入れても安全な素材です。

   

カラーも6色をご用意。

ナチュラル、ピンク、サックスなどの自然で柔らかいカラーや

ビビットで元気のでるオレンジ、落ち着いた大人な雰囲気になるネイビー、チョコブラウン

とお好みのカラーをお選びいただけます。

  

  

日本の気候に合わせて作られた日本製品のタオルは

ホワイトデーのお返し、新生活へのプレゼント、お世話になった方へのお礼品としても、タオルは何枚もらっても喜ばれるアイテムなので、プレゼントにピッタリです。

 

  

   

いかがでしたでしょうか。

海外製造のタオルも生産国や価格によって、出来上がりは異なります。用途や目的によって使い分けるのもいいかもしれませんね。

 

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