【パリ・オリンピック】フランスのユニフォームはピカソやアンディーも愛用していた “ベルルッティ”が担当、その理由と特徴とは。

【パリ・オリンピック】フランスのユニフォームはピカソやアンディーも愛用していた “ベルルッティ”が担当、その理由と特徴とは。

2024年のパリ五輪は、スポーツだけでなくファッションでも大いに注目を集めています。特にフランスチームの公式ユニフォームを高級ブランド、ベルルッティが手掛けたでも話題ですよね。

ベルルッティは、ピカソやアンディーなどの著名人にも愛用され、その洗練されたスタイルとエレガンスで知られており、五輪の舞台にふさわしいデザインを提供しています。今回は、なぜフランスがベルルッティを選んだのか、その理由とフランスのユニフォームの魅力を見ていきましょう。

 

ベルルッティ

 

ベルルッティってどんなブランド?

ベルルッティは1895年にイタリアで創業されたラグジュアリーブランドで、特に靴とレザー製品で有名です。高品質な素材と職人技が特徴で、多くのファッション愛好家に愛されています。ゲルニカなどで有名な「パブロ・ピカソ」、キャンベルスープで有名な現代アーティスト「アンディ・ウォーホール」の他にも、35代アメリカ大統領のジョン・F・ ケネディなども愛用したと言われています。

 

 

パリ五輪

 

フランスがベルルッティを選んだ理由

フランスがベルルッティを選んだ理由は複数あります。卓越したデザイン力と技術力の他、ベルルッティはLVMHグループの一員であり、パリに本社を構えることから、フランス文化との深い関係があります。また、ベルルッティのデザインはフランスのエレガンスを体現しており、五輪の国際的な舞台にふさわしいものでした​​。

 

さらに、ベルルッティは環境に配慮したエコデザインを採用しています。既存のベルルッティ素材を再利用し、持続可能な素材を使用することで、エコフレンドリーなアプローチを実現しています。このような取り組みは、パリ五輪のテーマである持続可能性と一致しており、大きな評価を受けています​​。

 

SDGs、持続可能性はオリンピックでも欠かせないキーワードですね!

 

 

パリ五輪

ユニフォームのデザインと特徴

ベルルッティのデザインプロセスでは、ファッションコンサルタントのカリーヌ・ロワトフェルドと協力し、選手たちの意見を反映させました。結果として、快適さとエレガンスを兼ね備えたユニフォームが完成しました。ミッドナイトブルーのウールタキシードや、フランス国旗をモチーフにしたシャールカラーが特徴的です。女性用にはスリーブレスバージョンもあり、多様なニーズに対応しています​ ​。

 

シャツはコットンとシルクの混紡素材で作られ、男性用には袖付き、女性用にはスリーブレスのデザインが採用されています。女性アスリートはトリミング付きのパンツスタイルかエレガントなシルクのラップアラウンドスカートが選べます。

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

ユニフォームは選手の方々が気持ちよくパフォーマンスできる快適性も大事ですが、自国のイメージを関連付ける大事な要素も担っています。“かっこいい”のはもちろんですが、快適性やスカートとパンツが選択できるジェンダーへの配慮、サステナビリティやSDGsなど地球環境への考慮も欠かせないポイントです。

 

華やかな開会式・閉会式でも各国のユニフォームにフォーカスしてみるのも、また違った楽しみ方が出来そうですね!

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